Stronger

ポケモン関連

7世代キャラランク

色んな人が書いてるのに触発されて書きたいなと思ったので。

評価はあくまで主観的なものになるので1ポケ勢の戯れ言ぐらいに思っていただければ幸いです。

評価はS~Bまでで分けました。
同ランクだと左であるほど評価は高いです。
画像がないので文字での叙述となります。

メガ進化

S ボーマンダ

A+ ゲンガー リザードンY

Aメタグロス リザードンX

A- ハッサム

B ギャラドス ガルーラ ルカリオ フシギバナ

簡易説明
S ボーマンダ→メガ前の特性、メガ後の火力、耐久、速さどれをとっても一級品で、一度舞えばゲッコウガ以外の主要スカーフポケモンを軒並み抜くことが出来、積みポケモンが蔓延する第七世代でも際立った性能を持つ積みポケモン。型も豊富で詰ませ性能もありメガの中で頭1つ抜けてる。

A+ ゲンガー→絶対正義の130族、影踏みがあまりにも強力で依然として高い性能を保持している。また相手の催眠術があまりにも強力。道連れ自体は弱体化したがあるかもと思わせるだけでも相手の自滅を誘発させる強さがある。カスタマイズ性能も高いので今後変な型のゲンガーが蔓延っても不思議ではない。

A メタグロス 環境に刺さってるという意味ではNo.1。ただ物理受けやハッサムで完全に止まる等対策は難しくないのでこの評価。対面性能は非常に高い。

A- ハッサム 環境に多いミミッキュカプ・テテフメガメタグロス等に強く出れ、蜻蛉返りでサイクルを回しながら終盤は自身で抜くことも出来るので他のBランクポケモンより個人的評価が高い。7世代において強力な切り返し技であるトリックルームの影響を受けにくく、環境に炎Pガルーラやハッサムを完封してくるサンダーが少ないのも追い風。ただ他の上位メガ進化ポケモンよりも優先してこのポケモンを使いたいと思わせる程の圧倒的な強さはないのが難点。このポケモンを使うなら相手のヒードラン入りのサイクルに負けないような構築を組みたい。

メガクチートは自分では現時点の評価が出来ないので今回は選外。


ここからは一般ポケモン

S ミミッキュ

A+ カプ・テテフ ランドロス(霊獣) ギルガルド ウルガモス カプ・コケコ

A カプ・レヒレ バシャーモ ゲッコウガ テッカグヤ ドヒドイデ

A- ガブリアス ポリゴン2  カバルドン パルシェン ジャローダ ロトム(火)

B ボルトロス(霊獣) スイクン マンムー ヒードラン フェローチェ トリトドン ウツロイド キノガッサ アシレーヌ オニゴーリ キュウコン(R)

簡易説明
S ミミッキュ→色々な人が説明をしてるので特に書くことがない。

A+ カプ・テテフ→スカーフと突撃チョッキの評価。メガゲンガーに勝てる型であることが最前提。メガ進化との補完が悪いポケモンが多いので個人的な評価は低いが客観的に見ると明かに強いのでこの評価。

ランドロス→S2で一番過労死したポケモン。S2において一番優秀なポケモンであったと考えているので強さよりも優秀さを評価してここのランク。

ギルガルド→同タイプにミミッキュがいなければもっと採用率が高いであろうと思わせるぐらいスペックの高いポケモン。霊Zの優秀さ、残飯型の高いサイクル性能等型も豊富。固有の特性により一般ポケ最強級の種族値でありながらタイプ補完にもすぐれ、また不利対面も取りにくい。S1からS2にかけてこのポケモンに対するプレイヤーの評価の上昇が著しいと各記事を見て感じた。

A カプ・レヒレ→水・妖の優秀なタイプから多くのメガ枠との補完として採用しやすい他、カプ系の中では一番自然な形で挑発を採用出来る。特定の構築にはぶっ刺さるポケモンで対戦に選出しても腐ることが少ない。カプZによる強引な崩しや特性ミストメイカーによりサイクル下での事故をなくすのも魅力。

ドヒドイデポリゴン2と同じく、明確な処理ルートがないと容易に詰まされるポケモン。黒い霧による積みポケモンへの回答、特性再生力によるゾンビのようなしぶとさからポリゴン2より評価の高いA。

A- カバルドン→A+やAは過大評価だと個人的に感じる。せいぜいA-ぐらいだと思う。堅牢さでもテッカグヤドヒドイデの方が相手にしにくく面倒だというのが私見である。

B スイクン→今後評価の変動が忙しそうなポケモン。詰め筋としてとりわけ優秀。何となく7世代だとスイクン入りの構築が綺麗に見えにくいと感じる。

トリトドン→7世代のトリトドンの評価が個人的に高い。

カビゴンブラッキー等は個体数が少なすぎるので自分には評価が出来なかったので選外。


人のキャラランクを見るのが好きなので今回こういう形で自分でも書く機会を設けれたのを嬉しく思います。
完全に主観による格付けなのでどんな意見でも真摯に受け止めます。
個人としても今後ともより良い結果を残せるように頑張りたいですね。

S2 使用構築 最高2153最終2102 マフォクシースタン

S2お疲れ様でした。
S2はバンクの解禁で一気に戦術の幅が広がり、対処が難しいと感じた一方で色々な構築と対戦できたのでその点はすごく楽しかったシーズンでした。

S2でも目標としてたレート2200には届きませんでしたが使用していた構築を公開しようと思います。

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【構築の経緯】
バンク解禁ということで好きなポケモンであるメガバンギラスを使いたいと思っていたが、メガストーンが見解禁であるため、他に使いたいポケモンとしてこれも好きなポケモンであるマフォクシーを軸に構築を組み始めた。

【構築のコンセプト】
コケコランドのとんボルを駆使したサイクル戦を目指して作った。

【個別解説】
以下、採用順から。

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マフォクシー@拘りスカーフ 控えめ 猛火
実数値 153(20)-x-93(4)-176(204)-123(20)-156(252)
技構成 オーバーヒート/サイコショック/マジカルシャイン/マジカルフレイム
調整 非メガ臆病ゲンガーのC252シャドーボールを75%耐え、Sぶっぱで残りC
本構築の軸。
単純に好きという理由だけでなく、バンク解禁前にバシャーモ+カプ・テテフの並びがヤバいと言われていて、その二体の一致技を全て半減出来る所も評価した。
基本戦術は、マジカルフレイムで相手のCをダウンさせながらこっちは猛火で火力を上げるというオシャレな戦い方をする。また相手を突破出来なくても置き土産的にCをダウンさせて後続の負担を軽減する。
あとの技は最大打点のオーバーヒートとメガゲンガーへの与ダメ、舞ったウルガモスを意識したサイコショック、ドラゴンやゲッコウガやメガ進化したギャラドス等意識のマジカルシャイン
何気ない気持ちで使ってみたら予想の5倍ぐらい強かった。スカーフカプ・テテフならタイマン、後出しから処理出来るしエスパーZも受けて猛火オーバーヒートで確殺出来たりするし、相手のサイコフィールドの恩恵も受けれる。Sも絶妙で準速のウルガモスカプ・テテフ、霊獣ボルトロス等を抜けるのは強い。
またメガ進化だとゲンガー、ルカリオメタグロスハッサム辺りには強く出れる。
元専用技のマジカルフレイムも7世代で威力が65→75と地味に強化されたポケモン
型の豊富さでは劣るがウルガモスバシャーモヒードラン以外にもこのポケモンも炎タイプとして7世代では引けをとらない性能はあると個人的には思っている。
国際孵化2週間粘ったから活躍しなかったらどうしようと思っていたが大体の特殊と撃ち合えるので堂々の選出率2位。

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カプ・コケコ@拘り眼鏡 臆病 エレキメイカー
実数値 145-x-106(4)-141(252)-95-200(252)
技構成 ボルトチェンジ/10万ボルト/マジカルシャイン/草結び
眼鏡ボルチェン+後述するゴツメ霊獣ランドロスの並びがガルーラ、リザードンミミッキュに強いと思い採用した。
エレキフィールド下での眼鏡ボルチェンの火力は素晴らしく、130族なのでメガルカリオメガメタグロスメガボーマンダゲッコウガの上から技を叩き込めるのは、霊獣ボルトロスには出来ない芸当で、あとはエレキメイカーにより催眠対策も兼ねた。ガルーラの不意打ちに耐性があるのもすごく強い。
草結びは霊獣ランドロスピンポイントでめざ氷を採用することも考えたが、終盤カバルドンが多かったのであって困らない草結びに落ち着いた。
シーズン序盤~中盤は鬼のように活躍したが、後半では霊獣ランドロスの大量発生、先に霊獣ランドロスを倒した方が勝負を制する試合が多く、そういう試合では足を引っ張るため、選出率は減少した。バンドりマンダ、ガルーラスタン、リザードン入りにはよく出したが終盤増えてたメガゲンガーとは同速勝負はしたくないので選出は避けていた。
拘っている都合上起点にもされかねないのでその辺りの立ち回りは難しかったが、出した試合は活躍するイケメンポケモン


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ランドロス@ゴツゴツメット 腕白 威嚇
実数値 191(212)-166(4)-154(236)-x-101-118(52)
技構成 地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ステルスロック
調整は育成論から適当なものを。
構築の過労死枠。個人的S2最優秀ポケモン。ガルーラ、ミミッキュリザードンXの他ガブリアスや霊獣ランドロスを見たり地面の一貫を切ってるのがこのポケモンなんでほぼ全試合選出した。
とにかく使い勝手がよくランドロス依存症になりそうなくらい信頼してた。削り性能ステロ+蜻蛉返りのサイクル性能全てが高水準。
唯一相手のゲンガーが初手対面した時スカーフ無警戒のメガ鬼火や凍える風がバンバン飛んできたのが辛かった。レート差マッチではリザードンYにもめざ氷で突っ張られたりもした。
一番信頼していたポケモン。選出率は1位。

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ポリゴン2@進化の輝石 控えめ ダウンロード
実数値 192(252)-x-110-171(252)-115-80(4)
技構成 トライアタック/冷凍ビーム/めざめるパワー炎/トリックルーム
バンク解禁に伴いボーマンダ+ナットレイゲッコウガみたいな構築が面倒になると思いそこへの対策で入れた。めざぱ炎はナットレイ意識だったがカミツルギも多かったのでよく撃った。積み技への切り返しにもなるトリックルームは、ランドロスのステロから全抜きルートを取れたり、勝ち筋になることも多かった。トラアタのお陰で運勝ちした試合も少なくはなく、総合的にバランスの取れたアタッカー。ゲッコウガに一番安定するポケモン

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メガルカリオ@メガストーン 無邪気 正義の心→適応力
実数値 145-166(4)-108-192(252)-81-180(252)
技構成 インファイト/ラスターカノン/悪の波動/悪巧み
構築のメガ枠。シーズン序盤はメガギャラドス+マフォクシーのギャラクシーの並びで、『銀河系コケコランド』という構築名にしたかったが、あまりにも選出しなかったため受けループ対策に投入した。ヤドランでルカリオを見てる受けループにはイージーウィン出来たし、ドヒドイデも積んだルカリオの前では自己再生か黒い霧しか撃てず、そのうち怯めば突破出来るので、有利な運ゲーを仕掛けることが出来た。受けループ以外にもフシギバナ入りや、クレセドラン等のヒードラン絡みのサイクルもこのポケモンで崩し、ランドルカリオの並びを作ることが出来た。割と選出率もあり、選出した試合は何故かよく怯ませる自覚もあり貢献度はなかなかのものだった。

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カプ・レヒレ@カプZ 臆病 ミストメイカー
実数値 175(236)-x-135-119(28)-150-149(244)
技構成 塩水/ムーンフォース/自然の怒り/挑発
調整 S準速ミミッキュ抜き
構築の最後に入ってきたZ枠。このポケモンを採用する以前に、先発カプ・テテフorバシャーモを予想してマフォクシーを出したらガブリアスランドロスが登場し、ガブリアスランドロス読みでランドロスポリゴン2を出したらカプ・テテフが先発で出てくることがよくあったので、それらに出し負けはしないと思い採用した。一番の役割は相手のカプ・レヒレ受けで、あとは見せ合い段階で厳しいと予想される構築の強引な崩しの役目も担った。
先発で投げられるマンムーを抜くための臆病で、カプ・レヒレミラーでも臆病でも最速ギャラドス抜きで止めてる人が多いのか、S勝負で負けることはなかった。
ランドロスと共に安定感が抜群のポケモンで、出して腐ることはなかった。後半は選出率が高かった。


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【基本選出】
終盤はランドロス+マフォクシー+カプ・レヒレが多かった(主にグロスランドレヒレとの対戦時)。
ガルーラスタンにはカプ・コケコ+ランドロス+マフォクシーorルカリオ
バンドリマンダ系統にはカプ・コケコ+ランドロス+ポリゴン2
受けループには先発ランドロスorポリゴン2+カプ・レヒレ+ルカリオ
他はマフォクシー+ランドロス+ポリゴン2の選出も多かった。
構築でキツかったポケモンは、まずゲンガナンスはどう足掻いても勝てず、何故か最終日に2100帯で3人のゲンガナンス使いにマッチングし、涙を流した。
あとはS1と変わらずギルガルドがーギルガルドがーって言っていた。このポケモンも最終日上位で大量発生していた。
あとはゲンガー+ヒードラン等、その他タイプ補完に優れた並びはレヒレを絡めるか、ヤンキープレーで強引に突破口を開くしかない時もあった。
あ冷凍ビームメガガルーラ、めざ氷カプ・コケコ、はたきおとすバシャーモは完全に切ってたがほとんど出くわさなかったし良かった。


この構築はシーズン開始1ヶ月ぐらい使用し、割といい構築が出来たかなと思ってたら、終盤に綻びが露呈し、苦しい試合が多かった。
なんとか2150には3度乗せたが、そっから1勝も出来なかったので、実力不足を痛感した。
一番の反省点は、メガもZ技も基本選出ではない所。でも上位プレイヤーとの対戦で上位構築を肌で感じ収穫もあったシーズンになった。このシーズンで色々学んだことを次のシーズン以降にいかしたい。

あとせっかくなんでQRコードも公開しておこうと思うので、もし興味があったら気軽に使ってみてください。
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-57A8-4DAD


マフォクシーの鳴き声めっちゃ可愛い。


何か質問があればコメントかTwitterアカウント@k_butter_pokeまでよろしくお願いします。

SM S1構築記事 最高2153最終2131 泡沫のハッサムコントロール 最終39位

S1お疲れ様でした。7世代環境初のレーティングということで新要素、新ポケモン等今までとはまた変わった環境になりましたが早くもS1が終了しました。

そのS1のレーティングで最高2153,最終2131の成績を残した構築の紹介をさせていただきます。
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左が最高レートで、右が最終レート。
又最終日のみカプ・テテフとギャラドスの部分をガブリアスとテッカグヤに変更した。
紹介は最終日に使用したものをメインに紹介していく。

シースルーは中学高校の青春そのもの。

【構築の経緯】事前情報の段階でアシレーヌが個人的に好みでこいつと上を目指そうと思いそこから構築を組んだ。が、しばらく全く勝てない時期が続き、そんな時に動画や生放送で上位環境を調査してたらハッサムが強いと思い採用。フェローチェとドサイドンが崩しの面で優秀だと思ったので採用し、残り二体は補完枠となる。

【構築のコンセプト】メガハッサムが大体の攻撃を一撃は耐えれる耐久があるので、先発ハッサムからの蜻蛉返りで展開し、有利対面を作り、高火力を押し付けていく。ORAS環境で一時期流行したボルトランドコントロールから着想。

【個別解説】
以下、採用順から。

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シレーヌ@拘り眼鏡 控えめ 激流
実数値 185(236)-x-96(12)-190(212)-137(4)-86(44)
技構成 泡沫のアリア/ムーンフォース/エナジーボール/ハイドロカノン
構築の皆勤賞。
種族値を見た時からこいつは脳筋眼鏡で採用するしかないと感じた。ギャラドスがいたらほぼ選出確定でテッカグヤ入りにも良く出したから選出率は高め。地味に破ったパルシェンを止めれる。sはアシレーヌの中では遅い方だと思うが、H振りギルガルドを泡沫のアリアで確定二発、特化メガハッサムの2↑バレパンや、陽気メガギャラドスの2↑地震を高乱数で耐えるために、これ以上Sに避けなかった。最大限ポリゴン2は抜けるだけはSに割いてる。タイプ一致メインウエポン二つとエナジーボールは主にカプ・レヒレ意識、ハイドロカノンはアシレーヌの最高指数。
眼鏡ハイドロカノン>Zハイドロカノン>わだつみのシンフォニアの順番で火力が出る。
たまに撃つ場面もあったしあって困らない技だった。アクジェやサイキネも候補に上がった。
使用感
水フェアリーの優秀なタイプを持つポケモンが弱い訳がなかった。歴代御三家トップのCから放たれる眼鏡高火力のごり押しは素晴らしく、また水の一貫のあるパーティーも多く徐々に環境に増えたのも頷ける。耐久も最低限あり、猫のないガルーラに勝てる等期待以上の活躍をしてくれた。あと激流とのシナジーがすごかった。
シレーヌは♀以外考えられない。

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メガハッサム@ハッサムナイト 意地っ張り テクニシャン→テクニシャン
実数値 177(252)-192(196)-120-x-107(52)-85
技構成 バレットパンチ/蜻蛉返り/瓦割り/羽休め
この構築の心臓。(最終日に至っては)唯一のメガ枠。動画か放送で3ウエポン+羽休めのメガハッサムが面白そうだと思い採用。その人はアイアンヘッドを採用していたが、当時壁展開が多かったので、そこに対する対策として瓦割りを採用。その他にもジバコイルメガルカリオに刺せたり非常に重宝した。ルカリオをまともに受けれるポケモンがパーティーにいないので、対面で処理出来るのは大きかった、早いジバコイルはお手上げ。
メガルカリオを瓦割り+バレパンで落とせるラインのAを確保し、残りをDに。これだけ振れば、控えめカプ・テテフのめざ炎は確定で耐えれるので、蜻蛉返りでこっちの展開が出来た。
役割は起点阻止&起点作り&展開要因。他に強力なアタッカーがいる以上こいつをエースにする必要はなく、基本先発で出して試合をコントロールする。エースじゃないのでゲンガーに鬼火を喰らっても痛くなく、フェローチェの圏内に入れるためバレパンで殴りまくり、テッカグヤが来そうなら蜻蛉返りで有利対面を作った。ポリゴン2はめざ炎を持ってるものとして立ち回っていた。
炎のパルシェンストッパー。しかしまさかの努力値を500しか振らずにS1を戦うという大失態。
使用感
とにかく便利で、小回りが効くポケモンでこの構築に必要不可欠で、かなりの試合で選出した。基本的にはクッションとしての役割だが、元々備わった高いアタッカー性能から、終盤のバレパンでの掃除もこなせ役割は多岐に渡った。ミミッキュやパルシェンに強い所が良く、環境に炎技を切ったガルーラが多いのでガルーラにも強かった。後はカプ・ブルルやメタグロスにも安定して受け出せるので、ブルル入りサイクルやグロス軸の勝率は良かった。パルシェンが相手の後ろに見える時だけHp管理に注意した。ギルガルドに何も出来ない所だけが唯一のネック。

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フェローチェ@気合いの襷 控えめ ビーストブースト
実数値 146-x-57-207(252)-58(4)-203(252)
技構成 虫のさざめき/冷凍ビーム/めざめるパワー(炎)/蝶の舞
この構築の文句無しのMVPで、舞った時の制圧力、抜き性能は現環境でも最上位。ガルーラ、パルシェン、ミミッキュ、ギルガルド辺りがいなければ止まらなかった。準速でも初速からゲンガーとカプ・コケコを抜けるのが非常に優秀。元々全抜きしにくるポリゴンZを逆起点にしてこちらが全抜きするために採用した。舞ってしまえばスカーフカプ・コケコやすいすいキングドラも抜けるので起点に出来る。気合い玉がほしい場面もあったが、命中不安もつきまとうのと、カプ・テテフを起点にして突破するさざめきを採用。これを採用してることにより対オニゴーリは無敗。めざめるパワーは地面と悩んだが、テッカグヤ、ギルガルドへの共通打点として炎の方が優秀だと思い炎で採用。
使用感
本当に強かった。こっちの負け濃厚な試合でもこいつが舞うことで残りHp1からの全抜きも少なくなかった。ハッサムや他のポケモンでこいつのビーストブースト圏内に入れる動きが雑に強い。削れたカプ・コケコやカプ・テテフに出すとビーストブーストを警戒して裏のゲンガーやテッカグヤに引いてくるので、どや顔で蝶の舞を選択して全抜きしてた。被弾際の追加効果に常に怯えてた。S2以降はクレセドランや炎打点を考えるとめざぱは地面がいいと考えている。トップメタのSラインが上がった以上このSラインと高火力を持つポケモンは貴重な存在であると言える。HDハッサムは犯罪。

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ドサイドン@岩Z 意地っ張り ハードロック
実数値 193(20)-211(252)-152(12)-x-76(4)-88(212)
技構成 ロックブラスト/地震/岩石砲/剣の舞
構築のZ技枠。Z岩石砲の火力がすさまじく、剣舞すれば特化テッカグヤ、ポリゴン2、無振りガブリアス等あらゆるポケモンが確定一発。主にテッカグヤやポリゴン2等耐久ポケモンを潰したり、ガルーラやミミッキュ等とも撃ち合う。他にもボーマンダ受けの役割も担う。圧倒的な火力で全てをねじ伏せる。ある程度抜きたい相手を抜くSラインを確保しつつ、気持ちちょっとだけ耐久に割いている。
使用感
ガチ強ポケモンその2。火力指数は現環境トップグラスで、岩地面の範囲を受けれるポケモンが少ない。ただこいつは環境が終盤に差し掛かるにつれ、この型のドサイドンが増えたことから読まれることも多かった。更にテッカグヤは役割対象にも関わらず、身代わりを貼るテッカグヤ、遅かったり早かったりするテッカグヤ、Bに厚いテッカグヤにギガドレインを撃つテッカグヤ等相手が何をしてくるかわからなかったので安定しなかった。マンムーのせいでカプ・コケコが草結びか標準搭載になったのは本当に恨んでいる。それでも崩し、突破性能はすごく高かったので強いポケモンであることには変わりはない。

以下二体は最終日のみ使用

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ガブリアス@拘りスカーフ 意地っ張り 鮫肌
実数値 183-200-115-80-106-154
技構成 地震/逆鱗/炎の牙/毒々
主人公。初めてのスカガブ。前述した通りドサイドンではカプ・コケコの処理が安定しなかったのと、催眠デンジュモクが憎すぎて満を持して最終日に投入。持ち物はS1↑デンジュモクやカプ・テテフ、メガルカリオメガゲンガーメガメタグロス等を上から殴れる拘りスカーフ。技構成はタイプ一致メインウエポンとハッサム等に通る炎の牙。ラスト一枠は何でも良かったがポリゴン2等に入れてサイクルを有利にする毒々。実際にはナマコブシに一度撃ったのみ。
使用感
スカガブを使うのは初めてだったがそのシンプルな強さ、使いやすさに流石は主人公だと感じ、使用率一位も納得。今期はスカガブの使用感がわかっただけでも収穫のあるシーズンだし、今後も積極的に採用していきたい。

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テッカグヤ@拘り鉢巻き 意地っ張り ビーストブースト
実数値 173(4)-168(252)-121-x-121-113(252)
技構成 ヘビーボンバー/地震/ニトロチャージ/大爆発
余りにもギャラドスを選出しなかったので最終日にマリエ庭園で暴れてるこいつを捕獲し飛行枠として採用。環境で猛威を奮ってる宿り木型ではなく、有利対面で一貫する技を撃って負荷をかける鉢巻きでの採用。ヘビーボンバーでカプ・コケコが確定一発、特化カプ・レヒレやHDポリゴン2が確定二発。H振りアシレーヌが高乱数一発だが、Sに割いて耐久に甘えてるアシレーヌも多かったので基本は倒せた。ジバコイルギルガルドに撃つ地震ハッサムやテッカグヤへの削りのニトロチャージ、大爆発は後続圏内に入れたりメガギャラドスガブリアスが確定一発と最低限の火力は持ち合わせている。アシレーヌジバコイルギルガルドを上から殴るための準速での採用。
使用感
選出率は高くはなかったが、刺さる相手にはとことん刺さり、こいつが技を撃ってるだけで試合が終わることもあった。主にカプ・レヒレやボーマンダ入りに出すことが多かった。カプ・レヒレは対面で瞑想や挑発から入ることが多く、ギルガルドも剣の舞を撃ってくることが多かったので、無償で突破することもしばしば。まさかの拘り3種構築。

この構築は最終日のみの使用で、開始レートが1917、最終レートが2131、最終順位39位となった。

以下は最終日まで使い続けてた二体の紹介を簡潔に。

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メガギャラドス@ギャラドスナイト 陽気AS 威嚇→型破り
技構成 滝登り/ストーンエッジ/地震/竜の舞
個人的に評価が高いメガ進化ポケモン。でも弱かった。ハッサムに信頼を置いてたので30戦に1度選出があるかないかぐらい。技構成はこの3つのウエポンが好きだから採用している。バルジーナギャラドスを見てる相手にはこのギャラドスで気持ち良くなれる。それだけの存在。

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カプ・テテフ@拘りスカーフ 控えめCS サイコメイカー
サイコキネシス/ムーンフォース/10万ボルト/シャドーボール
無難に強かったが構築で重いギルガルドをわんさか読んだので、レート差マッチで負けまくった。このポケモンを使う時は、鋼に強いポケモンか、このポケモンに役割破壊出来る技を仕込む必要があると思った。

この構築での最高レート 2153

【基本選出】
ハッサム+アシレーヌorドサイドン+フェローチェが多め。ギャラドスがいたらアシレーヌ、ミミッキュやボーマンダがいたらドサイドンを選出した。ギルガルド入りにはフェローチェの選出は控えることが多かった。カプ・レヒレ入りやマンダ軸にはテッカグヤ+ドサイドン+アシレーヌが刺さった。とにかく如何にフェローチェを通すかを主に考えた。勝率が良かったのは対オニゴーリは無敗、受けループ、メタグロスルカリオ軸も良く勝てた。
一番重かったのはギルガルドで、受け方がわからなかった。次点でエンニュートやウィンディ、速いジバコイル等。
あとテッカグヤが本当に強すぎた。それがS1の総括。

最終日に二体ポケモンを変更したのは、選出が少なかったのもだが、単体性能の高いポケモンを採用した方がいいと思ったからだが、実際その通りだった。S1は単体性能の高いポケモンはとりあえず出したらなんとかしてくれるとわかっただけでも収穫だった。この反省は次にいかそうと思う。

一度2153までいきその後ノータイムで1890まで転落。そこから再び2150までいったものの1860までいき、最終日は1917スタートの最終2131だった。
最初200戦以上潜っても1700すらいけず本当に苦しかったが、動画や生放送を見まくって勉強し、最終的にはなんとか形に持ってくることが出来た。
何度もレートを溶かしたがその度に這い上がれたので構築の力はあると思う。何より自分で全部考えた構築なので使ってて楽しかった。
ただ1ROMで潜る恐ろしさを経験したので、S2ではサブロムを購入して二足のわらじで潜ろうと思う。

あと感じたことと言えば、現環境で構築を組む際はメガ枠+Z枠+カプ系+鋼枠+地面無効枠+電気無効枠+襷枠、この要素はほぼ必要不可欠だと思った。

最高レートも最終レートも個人として目標としてた数字に届かず、自分の実力不足を痛感したので、この悔しさをバネにS2では必ずリベンジを果たしたい。

最後まで読んでくれた皆様、対戦してくれた皆様、本当にありがとうございました!
S2でもよろしくお願いします。


何か質問があればコメントかTwitterアカウント@k_butter_pokeまでよろしくお願いします。