Stronger

ポケモン関連

S4 使用構築 最高最終2105 58位 雷拳のメガバシャーモ

S4お疲れ様でした。前期2100も逃してしまい苦い思いをしましたが、今期もずっと苦戦し続け、全然勝てなく、諦めかけていましたが、最後の最後に2100に乗せることが出来たので構築記事を書くことにしました。

 

 

f:id:kazuki666:20170718193019p:plain

 

【構築の経緯】

サブロムでライボルト軸で回していた時に、カバマンダとバトンバシャーモと多くマッチングし、その時にカバマンダはある程度多様性があるが、バトンバシャーモはメンツがほぼ決まっていて、選出段階でしたいことがわかる上に数の多さから対策もされやすいと感じたので、今期メガバシャーモを使うなら雷パンチやめざめるパワーで範囲を広げた方が強いと思い(あくまで個人的な見解である)、そのうちのギャラドスを筆頭とした水ポケモンを咎められる雷パンチを搭載したメガバシャーモを軸にして、その際に重たくなるメガボーマンダランドロス対策に、めざめるパワーを持ったメガゲンガーをもう1枚のメガ枠として採用し、この2メガから構築を組始めた。

 

【構築のコンセプト】

刺さりのいい方のメガか、スカーフカプ・テテフを通す。カプ・テテフでサイコフィールドを展開して、強力な高速メガ進化アタッカーを先制技から守る。

 

【個別解説】

以下、採用順から。

f:id:kazuki666:20170718200840g:plain

メガバシャーモ@バシャーモナイト 意地っ張り 猛火→加速

実数値 155-233(252)-102(4)-x-102-152(252)

技構成 フレアドライブ/馬鹿力/雷パンチ/守る

今回の構築の始発点であり、今回解禁されたメガ進化の中の大目玉。相手を殴りながらSを上げていくという唯一無二の性能を持つ。一致技の火力が高いのでそれだけで十分強く、使っていて性能の高さを感じた。カプ・テテフのサイコフィールドとも相性がよく、強力な並びであると言える。格闘技は、ゲンガーが命中不安を抱えてる以上、このポケモンで膝を撃つ勇気がなかったので必中の馬鹿力にしたが、相手が膝読みで霊ポケモンに引いてきたり、バシャーモミラーもこっちが先に展開してしまえば、守る択を挟まなくて済んだので、この選択は正解だったと思う。性格に関しては雷パンチで役割を破壊する以上火力がほしかったので意地っ張りにしたが、ミミッキュ相手に守るを挟まなくてはいけない、臆病スカーフカプ・テテフに対面で負ける等デメリットもあったので陽気もありだと思った。テッカグヤカプ・レヒレ等の並びには、躊躇なく雷パンチを選択した。仮想敵だったギャラドスも何度も葬ったが、一旦守って相手がメガ進化するかしないか様子を見て技を撃つようにしてたが、一度守ったターンに身代わりを貼られてからはノータイムで雷パンチを押すことに決めた。

ギルガルドとのキンシ択は勝てない。

 

f:id:kazuki666:20170718195007g:plain

メガゲンガー@ゲンガナイト 臆病 呪われボディ→影踏み

実数値 135-x-99-222(252)-116(4)-200(252)

技構成 シャドーボール/ヘドロ爆弾/めざめるパワー(氷)/気合い玉

ボスラッシュでも使用した自慢のウルトラボールゲンガー。高いCとSと特性の影踏みを活かして有利対面を作り始末する。技範囲を広げることで見れる範囲が広がり、高速アタッカーとして最高峰の性能を持つ。めざめるパワーで環境にいたメガボーマンダの大体は落とせたので、ステルスロックを無理して撒く必要なく戦えた。命中不安技は極力採用したくないが気合い玉だけは見れる範囲が格段に広がるので別格。それでも最終日と最終日前日は尽く気合い玉チャレンジに失敗し、当たり前のように連続で外したので本心はもう少し当ててほしかったが、そういう技だと割りきるしかない。リザードンウルガモスがいる構築にはランドロスステルスロックを撒いてゲンガーを抜きエースにするのが理想。

f:id:kazuki666:20170718200552g:plain

ランドロス@ゴツゴツメット 腕白 威嚇

実数値 191(212)-166(4)-154(236)-x-101-118(52)

技構成 地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ステルスロック

いつもの。ゲンガーとバシャーモどちらのメガとも相性がよく、ステルスロックの補助、電気と地面の一貫切り、蜻蛉返りでのサイクル回しと数多くの仕事をこなすので、選出率は圧倒的1位。身代わりのないアタッカーのゲンガーを使うなら物理受けはカバルドンよりランドロスの方が強いと思う。完全にランドロス依存性になっている。

f:id:kazuki666:20170718203626g:plain

カプ・テテフ@拘りスカーフ 控え目 サイコメイカー

実数値 145-x-92-200(252)-136(4)-147(252) 非理想個体

技構成 サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/10万ボルト

スカーフ枠であり、自らで一貫を取って抜いていくことも出来る他、サイコフィールドを展開することでゲンガーやバシャーモを攻撃面で補完することも出来る7世代最強のスカーフ枠。今期は眼鏡やZ持ちも増えた印象だが、ゲンガーを使っていて一番嫌なゲンガーミラーをしたくないので、ゲンガーを上から一撃で倒せるスカーフポケモンとしても重宝した。強さは申し分なかったが、唯一終盤に大量発生したギルガルドを呼び、毎回掻き回されたのだけが辛かった。サイコショックを撃ちたい相手がウルガモスぐらいしか浮かばなかったので、範囲を取れる技を選んだ。

f:id:kazuki666:20170718200651g:plain

アシレーヌ@突撃チョッキ 控え目 激流

実数値 185(236)-x-96(12)-190(212)-137(4)-86(44)

技構成 泡沫のアリア/ムーンフォース/エナジーボール/アクアジェット

採用理由は、霊Zを持ったギルガルドに撃ち勝ちたいのと、ランドロス以外にもバシャーモが見れるポケモンがほしかった、後はサザンドラの一貫切り。S1の流用個体。流石にチョッキを持たせても電気Zは耐えないので、選出は慎重に行った。アシレーヌミラーやカプ・レヒレにもエナジーボールを搭載したのもあって強く出れた。やっぱり可愛い。

f:id:kazuki666:20170718203428g:plain

ジバコイル@ラムの実 控え目 頑丈

実数値  145-x-133(4)-200(252)-110-112(252) 非理想個体

技構成 ボルトチェンジ/10万ボルト/ラスターカノン/めざめるパワー(氷)

地雷枠。最終日前日に、襷キノガッサ+メガガルーラ+Zミミッキュという並びに負けた時にその並びのパワーの強さを感じ、キノガッサを今期の対策必須ポケモンに認定し、最終日に育成して投入した。ただキノガッサを見るだけなら多くのポケモンが出来るが、+αで色々出来るポケモンを考えた所このポケモンに行き着いた。見せ合い段階でこっちの構築にはキノガッサがぶっ刺さっているので、ほぼ必ずキノガッサが初手に来たからこのポケモンを投げ、胞子を透かしながら後攻ボルチェンで襷を削り、こちらはゲンガーやカプ・テテフを展開し、3対2の大アドバンテージを得ることが出来る。これが上手く思い描いていた通りにいったので、最終日は襷キノガッサ+メガガルーラorメガボーマンダ+ミミッキュの並びには一度も負けなかった他、キノガッサ入りに対してかなり有利に戦うことが出来た。キノガッサ対策以外にも嫌いなテッカグヤの選出抑制、重かったウツロイド対策、頑丈での行動保証に最低限のカバルドンや催眠ゲンガーの対策等かなり多くのことが出来、このポケモンがいなかったら2100もいかなかったと思うぐらいには機能した。ラムの実というアイテムはこの環境でも非常に優れたアイテムなので、出来れば構築にほしいアイテムであると感じた。ジバコイル自体型が豊富なポケモンであるし、今回初めて使ってみて面白いと思った。

 

【基本選出】

ゲンガー+ランドロス+カプ・テテフが一番好きな選出で、メタグロス軸は大体はこれ。

カバマンダ→ジバコイルランドロス、ゲンガーが多かった。

ギャラドス入り→カプ・テテフランドロスバシャーモ

キノガッサ入り対面構築→ジバコイル、ゲンガー、カプ・テテフ

再戦時にはキノガッサが出てこなくなるので、ランドロス、ゲンガー、カプ・テテフを投げれば勝つことが出来た。

 

 

【重いポケモン

ギルガルド→最終盤に大量発生して発狂。つまりマンダガルドがヤバい。

ウルガモス→舞われたらかなりヤバい

チョッキスイクン→一匹死亡が確定する。

クチート以外のトリックルーム展開→トリル展開が読めても辛かった。

 

 

前期2100を逃して悔しい重いをしたので、今期は何とかして勝ちたかったがずっと1900台をウロウロ。2100に達成したのが最終日の朝の7時過ぎで、2100が目標ではなかったが、本当に苦しかったから嬉しすぎて、12時間以上ぶっ通しで潜ってたこともあり達成した瞬間に完全に燃えつきてしまったのですが、ひとまずは2100乗れてよかったです。構築を組むに当たっての考え方は良かったと思っているので、何とかして形にしたいという一心で潜りました。来期も潜るなら考え方を大事にしてもっといい結果を出せるように頑張りたいです。てか今見返すとZ技持ちがいなかったんですね。

最後にここまで読んでくれた皆様、対戦してくれた皆様、本当にありがとうございました。