Stronger

ポケモン関連

S5 使用構築 最高2073最終1934 Lunatic Gate

S5お疲れ様でした。
S5終了2日前の土曜日にまだ2000すら乗れずにいる時に、サーナイトナイトの合言葉が解禁されていることを知ったので、急遽メガサーナイトを軸にした構築を考え、最後の日曜日と月曜日にこの構築を使用しました。
せっかくメガサーナイトを使ったし、メガサーナイト入りの構築の数自体が少ないと思うので、参考になるかはわかりませんが今回記事を書くことにしました。


f:id:kazuki666:20170912051912p:plain


[構築の経緯]
メガサーナイトを使う上で弊害となるポケモンとして、ミミッキュはひとまず置いておき、鋼タイプで厄介なのはギルガルドテッカグヤの二体になると思った。
だがテッカグヤに関してはエレキフィールド下であると10万ボルトを搭載しているとサーナイトでも見ることが出来ると考え(この点はS2ではくしゃくさんが使用していたカプ・コケコ+メガメタグロスの並びを参考にした)、カプ・コケコ+メガサーナイトを構築の始発点とし、その他を補完で固めていった。


[構築のコンセプト]
カプ・コケコやランドロスの蜻蛉返りから有利対面を作り、高火力技で負担をかけて崩していく。


[個別解説]
以下、採用順から。
f:id:kazuki666:20170912053507g:plain
メガサーナイトサーナイトナイト 控えめ トレース→フェアリースキン

実数値 175(252)-x-85-238(252)-155-121(4)

技構成 ハイパーボイス/サイコショック/10万ボルト/気合い玉

与ダメ EF下の10万ボルトでH振りテッカグヤが200~236の高乱数一発
    HD特化テッカグヤハイパーボイスが43~51
10万ボルトが146~172

今回の構築の始発点。元々好きなメガ進化でもあり7世代でも使ってみたかったので案が浮かんだこともあり軸に添えた。一番の狙いは受けに出てくるテッカグヤを返り討ちにすること。これが上手くハマった試合も多くあったので気持ちよかった。D特化だと突破がしんどいのでもう少しサイクルを回すか交換読みでぶっぱなす。反省点はダメージ感覚が曖昧だったのでミリ耐えされるケースもしばしばあったこと。あとは6世代の育成個体であり努力値も弄らなかったが、テッカグヤを仮想敵としてる以上最速テッカグヤ抜きまで振らなかったのは完全にミスである。
耐久はHをほぼぶっぱするだけでカプ・コケコ等の主要特殊アタッカーの一致Z技は耐えることが出来るので、HCぶっぱとした。
ボーマンダに巻き込まれる形でスキン弱体化の影響を受けたがそれでもその火力は圧巻。
またオニゴーリに対する選出抑制力も強く分身バシャバトン等の害悪に強い点もカプ・テテフとの差別点。
軸として採用したがやはり選出のメインはゲンガーとなったが、裏のメガ枠としては1つの採用候補になるのではないかと思った。
気合い玉は厳選する時間があればめざ炎で良かったかもしれない。
対面でカプ・テテフに勝てる。


f:id:kazuki666:20170912053912g:plain
カプ・コケコ@拘りスカーフ 臆病 エレキメイカー

実数値 145-x-106(4)-141(252)-95-200(252)

技構成 10万ボルト/ボルトチェンジ/マジカルシャイン/蜻蛉返り

メガサーナイトを活かすために採用した。この構築のコンセプトとして、とんボルで有利対面を作り、高火力を押しつけることを意図しているので、無効化されない蜻蛉返りを活かしやすいスカーフを持たせ、機動力とストッパー性能を持たせた。
今まで眼鏡コケコしか使ったことがなかったので火力面が若干不安だったが、想定していたよりは十分な火力が出た。
何故かそこそこ数がいたスカーフカミツルギや、サーナイトと同様に今期解禁されたメガミミロップが一定数いたことからも、スカーフカプ・コケコは環境に刺さっていたと思う。


f:id:kazuki666:20170912054142g:plain
ランドロスゴツゴツメット 腕白 威嚇

実数値 191(212)-166(4)-154(236)-x-101-118(52)

技構成 地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ステルスロック

いつもの。6世代からガルーラの恐怖の残像が未だに残っているので、どうしても構築から外せない。
サーナイトが苦手とするミミッキュに強く、カプ・コケコとの並びを作れる点も構築にマッチしていた。


f:id:kazuki666:20170912054331g:plain
メガゲンガー@ゲンガナイト 臆病 呪われボディ→影踏み

実数値 135-x-99-222(252)-116(4)-200(252)

技構成 シャドーボール/ヘドロ爆弾/めざめるパワー(氷)/気合い玉

前期と同様の個体。シーズン序盤から中盤にかけて道連れゲンガーが刺さると思い採用していたが、思いの外道連れが読まれること、環境にバンギラスが増えていたが、バンギラスがいるだけでゲンガーを選出出来なかったので、今期は前期よりも気合い玉が刺さると思い元の型に戻した。
最終日に2試合で6分の5発気合い玉を外す見事なパフォーマンスを披露してくれたりもしたが、やはり仮想敵に気合い玉を当てることがこちらの勝ちを大きく手繰り寄せる点や、サイクル破壊能力を上げるために命中不安に目を瞑ってでも搭載する価値はあると思う。
もう1つの採用理由は、サーナイトがHCベースのためSが遅く、抜き性能に期待できないため、高速アタッカーで抜き性能もあるこのポケモンが自然と候補に挙がってきた。
影踏みの特性が強力すぎるので、ゲンガーはいつの時代でも強いと感じる。


f:id:kazuki666:20170912054656g:plain
ゲッコウガ@水Z 臆病 変幻自在

実数値 147-x-79-155(252)-92(4)-191(252)

技構成 悪の波動/冷凍ビーム/ハイドロカノン/影撃ち

本構築のZ枠。ゲンガー+ゲッコウガの並びでカプ・テテフの動きを縛ったり、サーナイトを採用する上で重たくなるギルガルドの一貫切り、対策が必須なカバルドン対策として採用した。
ギルガルドを見るために悪の波動は確定で、この技の怯みのお陰で勝てた試合も多々あった。
影撃ちはバシャーモの膝透かし、ガッサやルカリオの先制技透かしであったり、トリル下のポリゴン2のトライアタック読みで撃つことでトリルターンを枯らしたりすることも出来た。
このポケモンを使ってみて、相手のゲッコウガが重たいと感じるように相手もゲッコウガを嫌がることが多く、この構築で崩しの点で一番貢献してくれたポケモン
ゲッコウガは最強と気付くことが出来たシーズンだった。S5個人的MVPポケモン


f:id:kazuki666:20170912054709g:plain
ギルガルド@命の珠 意地っ張り バトルスイッチ

実数値 163(220)-112(252)-170-x-171(4)-84(28) 努力値4余らせ

技構成 シャドークロー/聖なる剣/影撃ち/剣の舞

構築の最後に入ってきた枠であり、鋼枠。この最後の枠はヒードランと最後まで迷ったが、ヒードランにすると水ポケモンが呼びやすくなってしまうので、水ポケモン入りの構築にサイクルで不利になってしまうと思ったのと、カプ・コケコとの並びでキノガッサを抑制する役割も持たせたかったこと、構築にランドロスしか物理アタッカーがいないことから最終的にギルガルドに落ち着いた。
単純にステロ+ギルガルドでの全抜きルートも場合によっては取ることが出来たし、だいたいの技を一発は耐えることが出来る点等からこのポケモンのスペックが如何に高いかがわかる。
メガストーンとZクリスタル無しで火力が出るよえにしたかったので、火力補正のかかる命の珠。
ドヤ顔で居座ってくるバンギラスを狩ることもよくあった。
要検討枠でもあるがこれよりベターなものも見つからなかった枠。


f:id:kazuki666:20170912055429j:plainf:id:kazuki666:20170912055455j:plain
最高レートと最終レート


[基本選出]
カプ・コケコ+ランドロス+ゲンガーorゲッコウガが多め。
他に多かったのはゲンガー+ランドロス+ゲッコウガ
今期終盤に少し多かった受けループは、ゲンガーを見る枠がバンギラスの場合はゲンガー軸でいき、ベトベトンの場合はサーナイトギルガルドを並べて上手く崩していくプラン。
ランドロスは9割以上選出する。


[重いポケモン]
雨パ→マッチング次第即降参レベル。対策を切っている。にも関わらず最終日に2000帯で雨パと当たりまくり、1度奇跡的に勝てた以外は全て負けた。
カプ・コケコに草結びを搭載していたらまつ違う結果になったかもしれないが、コンセプト上切れる技がなかった。
ハッサム→死ぬほどキツい。ゲッコウガの水Zを絡めて気合いで処理するしかない。
ウルガモス→舞われたら対戦終了になるケースも多かった。
モロバレルサーナイトエスパー技がサイコショックなので、一撃で落とせないため苦戦必死のポケモン。環境に多いと聞いていたが幸いにもほとんど当たらなかった。
カバルドン+スイクン+鋼→サーナイトでもゲンガーでもゲッコウガでも崩せないので、この選出をされないことを祈るしかないレベル。


最後の2日間でここまで上げれたから構築自体はそこそこの出来に仕上がったと思います。言い訳にはなりますがもう少し早くこの構築を完成させていたら2100↑も目指せていたかなぁとも思いましたが、自分の実力不足であるし、サーナイトを2100に連れていけなかったことは不甲斐なさを感じます。。
でもサーナイト入りの構築として1つの可能性を見つけれたことと、自分らしい構築を作れたことに関してはすごく良かったです。
また使う機会があれば是非使ってみたいなと思います。
最後に対戦してくれた皆様、応援してくれた皆様、ありがとうございました。
S6もよろしくお願いします。