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ポケモン関連

S12 使用構築 最高2097最終19×× ゲンガー軸焔

お久しぶりです。S12お疲れ様でした。
今期は久しぶりにレートにがっつり潜り上を目指して頑張りましたが2100にも届かず不甲斐ない結果に終わりましたが久しぶりということもあり忘れられない間に構築記事を書こうと思います。

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[構築の経緯]

以前から筆者が好んで使用してるゲンガー軸を考えている時に、ガオガエンがゲンガーのクッションとしてかなり優れた性能を持っているのではないかと考えた所から構築をスタート。もう1体相性のいいランドロスも添えて、ここまででカバルドンに何も出来ないので、水枠として火力と技範囲、S100族以上であることによる上からの制圧を可能にする控えめ水Zゲッコウガを選択し、残りは重くなる部分を補うように構築を完成させた。


[構築のコンセプト]
クッション(ガオガエンorランドロス)+ゲンガー+崩し(ゲッコウガorハッサム)
攻撃に重きを置いた有限サイクル


[個別解説]

以下、採用順から。

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ガオガエン@突撃チョッキ 慎重 威嚇

実数値 197(212)-140(36)-111(4)-x-156(252)-81(4)

フレアドライブ/DDラリアット/猫騙し/とんぼ返り

★耐久ライン

特化ゲッコウガハイドロカノンZ 164~194 確定耐え

臆病アーゴヨンの+2流星群Z 169~199 93、7%の高乱数耐え

臆病メガルカリオの気合い玉 152~180 確定耐え(特化でも耐え)

その他不意の格闘Zを余裕をもって耐える

★火力ライン

無振りメガゲンガーDDラリアットで確定一発

今回の構築の始発点。HDに特化して突撃チョッキを持たせることで信じられない耐久値になり、また現環境で大暴れしているゲッコウガに対しても全ての型に対して居座り蜻蛉返りからメガゲンガーに繋ぐことが出来るので、ゲッコウガ対策をガオガエンで出来ることに着目して採用した。
優秀なタイプを持っていてメガゲンガーとの相性はかなりよく、ヒートロトムウルガモスメガゲンガーカプ・テテフサザンドラメガゲンガーが苦手とするポケモンにかなり強い。
また威嚇という最強特性を持っているので、最悪の場合相手の地面タイプに強引に居座って蜻蛉返りも出来る。技は猫騙しを採用することで、水・悪状態のゲッコウガ猫騙し+蜻蛉返りでシャドーボールとヘドロ爆弾のどちらでも落とせたり、トリルターンを稼いだりと重宝したが、他にもはたき落とすや地震等使い勝手のいい技を覚えるので一考の余地あり。
自分が思い描いていたような使い方を出来た所か、予想以上の機能をしてくれたのでかなり信頼して選出したので選出率は2位。
見た目やDDラリアットもカッコよくて、ダブルでは猛威を奮っているがシングルでもかなり使えるポケモンだと感じた。スマブラにも参戦が決定して自分の中のお気に入りポケモンになった。
最終日はほとんどのゲッコウガが初手対面裏のランドロスに引いていった。


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メガゲンガー@ゲンガナイト 臆病 呪われボディ→影踏み

実数値135-×-99-222(252)-116(4)-200(252)

技構成 シャドーボール/ヘドロ爆弾/めざめるパワー(氷)/気合い玉

唯一のメガ枠であり影踏みによるサイクルカットと技範囲による崩しを担当する。ガオガエンと組ませることで、ヒトムレヒレグロスやゲンガー軸ミラーにはほとんど負けることなく高い勝率を保持した。
ゲッコウガを縛ることをコンセプトとしているので性格は臆病で確定。
いつも使っているポケモンで特筆することはないが、気合い玉を採用する以上5%の外しすら嫌なのでめざめるパワーを採用している。このポケモンを選出しないと構築のパワーが落ちるので9割以上は選出した。


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ランドロス@ゴツゴツメット 腕白 威嚇

実数値 191(212)-166(4)-154(236)-×-101-118(52)

技構成 地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ステルスロック

いつもの。このポケモンがいないと相手のメガガルーラの倒し方がわからないので採用している。
ガオガエンを選出出来ない場合のウルガモスの突破手段が乏しいためステルスロックを採用しているが、カビゴンが多かったことやポリゴン2が重かったことから毒毒も選択候補ではあった。
ランドロスといいガオガエンといい威嚇+蜻蛉返りは強いし性能として好き。


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ゲッコウガ@水Z 控えめ 変幻自在

実数値 147-×-88(4)-170(252)-91-174(252)

技構成 ハイドロカノン/悪の波動/冷凍ビーム/水手裏剣

唯一のZ枠で、Z技の火力と技範囲による崩しを担当する。
ミミッキュメガリザードンXをワンパンしたいので控えめで採用したが、使い勝手はかなりよかった。
相手にしても最強のポケモンは自分が使っても最強だった。
しかし今シーズンはカビゴンドヒドイデが多かったので、このポケモンにとっては若干逆風の環境だったかもしれない。
選出率3位。


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カプ・コケコ@拘りスカーフ 臆病 エレキメイカ

実数値 145-×106(4)-147(252)-95-200(252)

技構成 ボルトチェンジ/10万ボルト/マジカルシャイン/草結び

ここまでで重いフェローチェやメガギャラドスを上から叩け、アーゴヨンにも一発攻撃出来てキノガッサ対策、雨パを破壊する唯一の手段として採用した。
全てのゲッコウガに対して居座れるので、甘えた居座りするスカーフゲッコウガ咎めることが出来た。
舞ったボーマンダも上から叩け、早さは正義を具現化したようなポケモンだった。


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ハッサム@命の珠 意地っ張り テクニシャン

実数値 145-200(252)-121(4)-×-100-117(252)

技構成 バレットパンチ/はたき落とす/馬鹿力/剣の舞

サイクル要因ではなく、相手のナットレイポリゴン2カビゴン等の高耐久崩しの対面的な役割として採用した。
命の珠を持たせることで、火力の底上げを図る他、裏から出てくるバシャーモに馬鹿力を当ててテロを起こすことが出来た。剣舞はたき落とすは持ち物有りHB特化ギルガルドを確定で落とせるので火力は申し分ない。
この構築の有限性を象徴したポケモンで、体力も耐久もないのでかなりか弱く、珠ダメージでみるみる消耗していき、強さと同時に脆さも持ち合わせていた。
耐久崩しと銘打ったが、今シーズン多かったドヒドイデを崩せないこと、また今期はカビゴンの取り巻きにボーマンダリザードンも多く、それらへの打点の乏しさから明確なカビゴン対策となっていなく、変更点があるとしたらここだが、好きなポケモンでカッコいいので最後まで採用した。
オニゴーリ対策も兼ねていたがよく絶対零度を一発で被弾していた。


[基本選出]
ガオガエン+メガゲンガー+ゲッコウガが一番多かった。
マンダ軸にはガオガエンは出しづらいので他のオプションを選択した。
ガオガエンランドロスを両方選出することもしばしば。


[重いポケモン]
一番重いのがオニシズクモトリトドンミロカロス等の中堅水ポケモンホルード
今シーズンはオニシズクモホルードが多かったのでそこに弱かったのはレートを上げきれなかった1つの要因であるかもしれない。
次点でポリゴン2、スカーフランドロス
今シーズンはスカーフランドロスが多く、特にクチート軸にいるランドロスは十中八九スカーフ持ちだった印象。
構築単位で重かったのはバシャーモ軸と受け回し構築で、特に受け回しは最終日かなり繁殖していたので、ハッサムの枠は別のポケモンに変えるべきだったが代用案もなかったのと、ここまで受け回しが多いとは思ってなかったので認識の甘さを実感した。
逆に多くの人が対策を悩ませるゲッコウガには全く苦戦しなかった他、ヒトムレヒレグロス等の環境に多い構築にも有利を取れたので、もっとマッチングしてほしかった。


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最高レート2097 最終19××

唯一の2100チャレンジも、構築で重いとわかっていた1800のホルードにマッチングしてしまい、ゲンガーの気合い玉外しもあり負けてしまった。
ホルードナーフしろ。


一応毎回潜るときは2200を目標に掲げていますが、現状2100にも安定して乗せることが出来ていないんで、まずは安定して2100に乗せれるようになること、そのために環境にマッチした構築作り、知識の蓄え、安定して勝つための土台作りが必要だと感じました。
今シーズンに関しては構築は悪くなかったけど、構築を使う本人が弱すぎたので不甲斐ない気持ちでいっぱいです。
来シーズンは恐らく潜りませんが、また時間と構築アイデアがある時は潜りたいと思います。

)毎回この構築記事ラッシュの時だけモチベーションが最高潮に到達するのはなんなんでしょう??)

最後にここまで読んでくださった皆様、対戦してくれた皆様ありがとうございました!!